パースペ!

ほぼ初心者がつづる、カメラと写真について

で、でた~!! 真打ち登場か!? CANON EOS R

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参考:キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト

はい、遂に登場ですよ...

キヤノンフルサイズミラーレスカメラ!!

 

ニコンのZ7/Z6の登場の驚きが醒めないこのタイミングでの発表。

ニコンのZ陣営は会心の一撃とすべく、発表の数日前からティザーサイトで動画を公開することで期待を上げに上げ&焦らしに焦らしてプレゼンテーション当日に備えていました。笑

しかし!

今回のキヤノンRの発表は事前に噂されていたものの、発表日がリークされたのは約1週間くらい前だったのでは。そしてティザーなしで突如発表。

これがカメラトップシェアを誇るリーディングカンパニーの戦略ですか!?笑

 

てなワケで、公開されたスペックをピックアップしていきたいと思います。コレは熱すぎるッ!!

 

このスペックでこの価格でこのタイミング。さすがキヤノンさんですわ。

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CANON EOS R ボディ

有効画素数:約3030万画素

センサーサイズ:フルサイズ

連続撮影速度:約8コマ/秒

モニターサイズ:3.15型

常用ISO:100~40000

映像エンジン:DIGIC 8

動画:4K/30P

重量:660g(バッテリー・カード含む)

発売予定:2018年10月下旬

販売予定価格:23万7,500円(税抜き)

新マウント RFマウント

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参考:キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト

ミラーレス化する上で機材のコンパクト化は各社注力しておこなっていますが、キヤノンニコンとおなじく新マウントに切り替えてきました。

 

あたらしいRFマウントは、口径こそレフ用のEFマウントとおなじ54mmであるものの、フランジバックは20mmに短縮! ※EFマウントは44mm

これでコンパクトなボディに不釣り合いなサイズのレンズにならず、サイズも抑えつつ光学性能も高めた明るいレンズをつくることができました。

象徴的なのが、開放F値2のズームレンズRF28-70mm F2 L USM。一見すると大きく見えるかもしれないが、EFマウントでは巨大すぎて製品化が不可能だった一本だ。それを手持ちで使えるという事実が、RFマウントのポテンシャルの高さを証明している。

参考:キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト

操作性はさらに思いのままに!新機能×2!

使用頻度の高いものを割り当てられるコントロールリングマルチファンクションバーが登場。

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参考:キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト

コントロールリングはレンズ側に搭載。カメラ側の2つのダイヤルと連携させ絞り・ISO・露出などを割り当てることで、よりすばやく多彩な設定変更が可能。

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参考:キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト

マルチファンクションバースライド左右タップの3つの操作でISO・ホワイトバランス・ピント確認・動画撮影・フレキシブルAE・AF・画像送りを任意に割り当て可能。

この2つの操作系の組み合わせでより直感的に撮影ができそうですよね!

強力なAF!

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参考:キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト

AF方式は像面位相差AFとコントラストAFを採用。

世界最速 0.05秒のAFスピードを実現。爆速すぎてもはや笑っちゃいますね(笑)

測距可能エリアは横88%・縦100%に大幅に拡大。これでファインダーの隅でもブレなくピントばっちりです!!

測距点はクロスキー選択時で5655点を実現。ってか多すぎ細かすぎでは(笑)。

そして新機能タッチ&ドラッグAFを搭載!

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参考:キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト

ファインダーをのぞいたままで、タッチパネルでフォーカス対象を変更できます。タッチ領域にも9種類のバリエーションがあり、指が届く範囲だけとか左手だけしか使わないなど、いろんな人の使い方にマッチできるようになっています。

タフすぎる構造!

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参考:キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト

ボディの隅々に、軽量・放熱性に優れたマグネシウム合金を使い、剛性の高い構造になっていますね。

そして厳しい環境下においても心強い防塵防滴に対応。バッテリーボックスやスロットカバーにはシーリング部材を組み込み、そのシーリング部材が組み込みにくいダイヤル回転軸などは極力スキマが開かないように高精度に組み立てられています。

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そしてこれは嬉しい機能!ミラーレスの宿命から開放された!

電源OFF時はセンサーにホコリが付かないよう、シャッターが下ります!

ミラーがないのでセンサーがむきだしになるのがミラーレスのウィークポイントですが、これならレンズ交換もあまり慎重になりすぎずに作業できますね!

少し気になるポイントも..

まさかのボディ内手ブレ補正なし。

これはビックリすぎ、先行2社が搭載していただけにキヤノンも追従すると思っていました。

どうも、レンズのセンサー&CMOSセンサーでブレ量を検知し約5段分補正できるデュアルセンシングIS機能を搭載しているとのこと。違ったアプローチでブレのない写真が撮影できるようです。


デュアルセンシングIS機能について

 

シングルスロット

これはニコンZもおなじくでしたし、キヤノンもか..感はありますね。容量の大きなカードを使わないと連写したらアっという間ってヤツです。バックアップにも不向きですし、やはりソニーのデュアルスロットが有利です。

ですがUHS-Ⅱ規格に対応したので、5Dなどレフ機よりは高速にデータ転送が可能になっていますね。

 

バッテリー1つあたりの撮影可能枚数については370コマで、ソニーαよりは少なく、ニコンZよりは多い数。ソニーα7Ⅲはファインダー使用時で610枚ですから、少なく感じますよね。

シャッター速度は8コマ。コマ数重視な人は迷わずソニー(α7Ⅲは10コマ)ですね。

そして価格よ!?笑

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キヤノン:EOS R | EOS Rシステム・RFレンズ

まあ、当然ちゃ当然なんですけど、ボディはとても魅力ある価格ですよ?

でもレンズがやはり高価ですね..笑 光学性能の向上と比例してアップです!笑

そりゃ24-70mmF2とか、どんな写りするんだろうとは思うくらい魅力あるスペックをもつレンズですけど、定価で42万円とは凄すぎです(笑)

 

なんやかんやで買いたくなるのがキヤノンさんですよ

これで先行者であるソニー・永遠のライバルであるニコンに遅れながらも、満を持してキヤノンも登場したことでフルサイズミラーレスカメラの歴史がまた一歩進みました。

 

やはりシェアをほぼ独占してきたソニーの戦略を見習い警戒しつつも、ニコンは真面目に全力で、キヤノンはしたたかに打って出た感じですね。

スペック的にはソニーニコンのいいとこをピンポイントでおさえつつ、細かいところでユーザーが欲しくなる機能を搭載してくるところが、さすがキヤノン。商売上手です。書いてて欲しくなってきましたもん!笑

 

ニコンZもおなじくですが、はやく実機をさわってみたいですよね~!

 

キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト

キヤノン:EOS R | 概要