キヤノンNOS R導入のネックはRFレンズ!?
ついに発表されたキヤノンEOS R。
カメラメーカーといえば!?で、まずはじめに大抵の人は(カメラに興味のない一般の人は..ですかね笑)思い浮かべるメーカー・キヤノンが世に放つ、フルサイズミラーレスカメラ。
ニュースやネットでも少し賑わいましたよね。ニュースでは高級カメラなんて呼び方もしていました。(たしかにベラボーに高価..笑)
そんなEOS Rについては前回の記事でチョコっと紹介しましたが、EOS Rシステム用に開発されたRFレンズと、EOS Rシステム導入を考えている人へ今回は、ちょっと待って!?なポイントがあったので、わたしなりに書いてみたいと思います。
- 一発めは4本の刺客(レンズ)から
- ほんとに魅力的でしかない..だがしかし!
- だがしかし!キャッシュバックキャンペーン炸裂!
- 導入してからのことをイメージしてみる。
- ここで、キヤノンさんに直撃しました。
- EOS Rが気になる人はこれでも導入しますか!?
一発めは4本の刺客(レンズ)から
RF24-105mm F4 L IS USM
RF35mm F1.8 MACRO IS STM
RF50mm F1.2 L USM
RF28-70mm F2 L USM
標準ズーム2本と単焦点&マクロが各1本。最初にだしてきたラインナップは、日常で概ね使用する焦点距離のものを用意してきましたね。さすが商売上手なキヤノン!
24-105mm F4は広い焦点距離をカバーできるので、同じスペックの機種でいうとソニーFEレンズも大人気で今も品切れ状態がつづく超人気レンズですし、50mm F1.2があればおおよそ人間の視界に近い構図で撮影できますし、インスタ映えするグルメ撮影などに便利な35mm F1.8マクロ、暗所に強くこだわりたい人むけな28-70mm F2、といった感じでしょうか。
4本ともに新機能コントロールリングがレンズ先端についているので、EOS R本体についているマルチファンクションバーと併用して感覚的に撮影設定がおこなえちゃいます。
ほんとに魅力的でしかない..だがしかし!
高い!w
24-105は11万5,000円、マクロは7万5,000円なので他社の競合品と変わりませんが、あとの2本がヤバいですよね(笑)
定価ですけど、レンズはなかなか値崩れしませんからね〜( ´∵`)
これだと、せっかくボディが20万円すこしで買えるのに、レンズも合わせると結構な値段になってきます。。(*_*)
またエラいレンズ沼があらわれてしまった感がありますねw
だがしかし!キャッシュバックキャンペーン炸裂!
一発めにしてキャッシュバック。さすがキヤノンさんです。
参考:キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト|キャンペーン TOP
EOS R SYSTEM誕生キャンペーンということで、EOS Rボディと対象機種を買って応募した人にキャッシュバックされます。
キャッシュバック金額は、
- RF24-105mm F4 L IS USMが2万円、
- RF35mm F1.8 MACRO IS STMが5千円、
- マウントアダプター EF-EOS Rが1万円、
- コントロールリングマウントアダプター EF-EOS Rが1万円。
このようにお手頃レンズ(..といっても高価ですがw)2種と、マウントアダプター2種が対象なので、
がターゲットなんだと思います。
でもわたしは、キヤノンは前者の"もともとキヤノンユーザーの人"へ狙いをむけたキャンペーンな印象がしました!
手持ちのEFレンズをつかってEOS Rシステムを使えるんですから、ボディ+マウントアダプターをオトクに買って導入したほうがいちばん良いですもん。
導入してからのことをイメージしてみる。
画像参考元:キヤノン、新“RFマウント”搭載のフルサイズミラーレス「EOS R」 - AV Watch
昨日の発表では、RFレンズの今後の展開予定についても触れられました。
今回発表された機種以降は予定が具体的に発表されませんでした。
先日のニコンZレンズのように数年先も具体的に発表もあるかな!?と思っていたので、さっぱりしてますね。
キヤノンのことなので、したたかに策を練ってから発表なんでしょうね。(キヤノンファンのみなさん、わたしの個人的見解です!笑)
ということは、EOS Rを使いたい人は今回発表された4本か、マウントアダプター経由で一眼レフ用のEFレンズを使うことになります。
マウントアダプターの精度が情報がでてきていないので実機にさわらないと何ともですが、やはり専用のレンズでいろんな画角で撮影したいですよね~。
ここで、キヤノンさんに直撃しました。
キヤノンさんのコールセンターへ直接問い合わせを試みてみました。オペレーターの方が本当に丁寧親切だったことをここに記しておきます。笑
聞いたのは、
キヤノンEOS Rマウントの仕様は公開予定ですか!?
ということ。
仕様を公開するかどうかで、シグマやタムロンなどいわゆるサードパーティ各社からマウントの規格にバッチリなレンズがパッと発表されるかどうかが左右されます。
ちなみにソニーEマウントは、2010年に最初の機種が出て翌年の2011年4月にマウント仕様の公開発表と、ライセンス契約する企業の募集をスタートしています。
仕様を非公開にされた場合、サードパーティ各社はマウントを分解・解析してからつくるリバースエンジニアリングをしなければならなくなり、おのずとレンズの開発に多大な手間ひまがかかってくるわけです。
そしてAEの精度も、本当の仕様がわからない状況で限りなく近い仕様でつくられているため、感覚的にワンテンポ遅い合焦にならないかなど、不安なポイントもでてきます。
ニコンは新しいZマウントを非公開とするようです。ただしニコンは今後のレンズ展開のロードマップをくわしく発表しているのでまだ精神的なゆとりがありますが(笑)、
キヤノンもRFマウントの仕様公開の予定はない、とのことです..。
(キヤノンさん、ご回答ありがとうございました!御礼申し上げます!)
EOS Rが気になる人はこれでも導入しますか!?
ということは、上で書いたように最初に発表されたRFレンズ&マウントアダプターとEFレンズの中で使わなければならないということになります。
ボディや新機能がほんとに魅力的なだけに、これは値崩れしにくいレンズを売って利益を得ようという策略!?と勘ぐりたくなりますが、価格コムとにらめっこする日々がはじまりそうですね(笑)