パースペ!

ほぼ初心者がつづる、カメラと写真について

キヤノンNOS R導入のネックはRFレンズ!?

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ついに発表されたキヤノンEOS R

 

カメラメーカーといえば!?で、まずはじめに大抵の人は(カメラに興味のない一般の人は..ですかね笑)思い浮かべるメーカー・キヤノンが世に放つ、フルサイズミラーレスカメ

ニュースやネットでも少し賑わいましたよね。ニュースでは高級カメラなんて呼び方もしていました。(たしかにベラボーに高価..笑)

 

そんなEOS Rについては前回の記事でチョコっと紹介しましたが、EOS Rシステム用に開発されたRFレンズと、EOS Rシステム導入を考えている人へ今回は、ちょっと待って!?なポイントがあったので、わたしなりに書いてみたいと思います。

 

 一発めは4本の刺客(レンズ)から

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参考:キヤノン:“RFレンズ”について

RF24-105mm F4 L IS USM

RF35mm F1.8 MACRO IS STM

RF50mm F1.2 L USM

RF28-70mm F2 L USM

標準ズーム2本単焦点&マクロが各1本。最初にだしてきたラインナップは、日常で概ね使用する焦点距離のものを用意してきましたね。さすが商売上手なキヤノン

 

24-105mm F4は広い焦点距離をカバーできるので、同じスペックの機種でいうとソニーFEレンズも大人気で今も品切れ状態がつづく超人気レンズですし、50mm F1.2があればおおよそ人間の視界に近い構図で撮影できますし、インスタ映えするグルメ撮影などに便利な35mm F1.8マクロ、暗所に強くこだわりたい人むけな28-70mm F2、といった感じでしょうか。 

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参考:キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト

4本ともに新機能コントロールリングがレンズ先端についているので、EOS R本体についているマルチファンクションバーと併用して感覚的に撮影設定がおこなえちゃいます。

ほんとに魅力的でしかない..だがしかし!

高い!w

24-10511万5,000円マクロ7万5,000円なので他社の競合品と変わりませんが、あとの2本がヤバいですよね(笑)

定価ですけど、レンズはなかなか値崩れしませんからね〜( ´∵`)

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これだと、せっかくボディが20万円すこしで買えるのに、レンズも合わせると結構な値段になってきます。。(*_*)

またエラいレンズ沼があらわれてしまった感がありますねw

だがしかし!キャッシュバックキャンペーン炸裂!

一発めにしてキャッシュバック。さすがキヤノンさんです。

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参考:キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト|キャンペーン TOP

EOS R SYSTEM誕生キャンペーンということで、EOS Rボディと対象機種を買って応募した人にキャッシュバックされます。

 

キャッシュバック金額は、

  • RF24-105mm F4 L IS USM2万円
  • RF35mm F1.8 MACRO IS STM5千円
  • マウントアダプター EF-EOS R1万円
  • コントロールリングマウントアダプター EF-EOS R1万円

 

このようにお手頃レンズ(..といっても高価ですがw)2種と、マウントアダプター2種が対象なので、

  • キヤノンのフルサイズミラーレスを待っていたキヤノン一眼レフのユーザー
  • これから写真をこだわりたい初心者(わたしも含む!?)

がターゲットなんだと思います。

 

でもわたしは、キヤノンは前者の"もともとキヤノンユーザーの人"へ狙いをむけたキャンペーンな印象がしました!

手持ちのEFレンズをつかってEOS Rシステムを使えるんですから、ボディ+マウントアダプターをオトクに買って導入したほうがいちばん良いですもん。

導入してからのことをイメージしてみる。

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画像参考元:キヤノン、新“RFマウント”搭載のフルサイズミラーレス「EOS R」 - AV Watch

昨日の発表では、RFレンズの今後の展開予定についても触れられました。

今回発表された機種以降は予定が具体的に発表されませんでした。

 

先日のニコンZレンズのように数年先も具体的に発表もあるかな!?と思っていたので、さっぱりしてますね。

キヤノンのことなので、したたかに策を練ってから発表なんでしょうね。(キヤノンファンのみなさん、わたしの個人的見解です!笑)

 

ということは、EOS Rを使いたい人は今回発表された4本か、マウントアダプター経由で一眼レフ用のEFレンズを使うことになります。

マウントアダプターの精度が情報がでてきていないので実機にさわらないと何ともですが、やはり専用のレンズでいろんな画角で撮影したいですよね~。

 

ここで、キヤノンさんに直撃しました。

キヤノンさんのコールセンターへ直接問い合わせを試みてみました。オペレーターの方が本当に丁寧親切だったことをここに記しておきます。笑

 

聞いたのは、

キヤノンEOS Rマウントの仕様は公開予定ですか!?

ということ。

 

仕様を公開するかどうかで、シグマやタムロンなどいわゆるサードパーティ各社からマウントの規格にバッチリなレンズがパッと発表されるかどうかが左右されます。

 

ちなみにソニーEマウントは、2010年に最初の機種が出て翌年の2011年4月にマウント仕様の公開発表と、ライセンス契約する企業の募集をスタートしています。

www.sony.co.jp

仕様を非公開にされた場合、サードパーティ各社はマウントを分解・解析してからつくるリバースエンジニアリングをしなければならなくなり、おのずとレンズの開発に多大な手間ひまがかかってくるわけです。

そしてAEの精度も、本当の仕様がわからない状況で限りなく近い仕様でつくられているため、感覚的にワンテンポ遅い合焦にならないかなど、不安なポイントもでてきます。

 

ニコンは新しいZマウントを非公開とするようです。ただしニコンは今後のレンズ展開のロードマップをくわしく発表しているのでまだ精神的なゆとりがありますが(笑)、

キヤノンもRFマウントの仕様公開の予定はない、とのことです..。

(キヤノンさん、ご回答ありがとうございました!御礼申し上げます!)

 

EOS Rが気になる人はこれでも導入しますか!?

ということは、上で書いたように最初に発表されたRFレンズ&マウントアダプターとEFレンズの中で使わなければならないということになります。

ボディや新機能がほんとに魅力的なだけに、これは値崩れしにくいレンズを売って利益を得ようという策略!?と勘ぐりたくなりますが、価格コムとにらめっこする日々がはじまりそうですね(笑)

 

で、でた~!! 真打ち登場か!? CANON EOS R

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参考:キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト

はい、遂に登場ですよ...

キヤノンフルサイズミラーレスカメラ!!

 

ニコンのZ7/Z6の登場の驚きが醒めないこのタイミングでの発表。

ニコンのZ陣営は会心の一撃とすべく、発表の数日前からティザーサイトで動画を公開することで期待を上げに上げ&焦らしに焦らしてプレゼンテーション当日に備えていました。笑

しかし!

今回のキヤノンRの発表は事前に噂されていたものの、発表日がリークされたのは約1週間くらい前だったのでは。そしてティザーなしで突如発表。

これがカメラトップシェアを誇るリーディングカンパニーの戦略ですか!?笑

 

てなワケで、公開されたスペックをピックアップしていきたいと思います。コレは熱すぎるッ!!

 

このスペックでこの価格でこのタイミング。さすがキヤノンさんですわ。

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CANON EOS R ボディ

有効画素数:約3030万画素

センサーサイズ:フルサイズ

連続撮影速度:約8コマ/秒

モニターサイズ:3.15型

常用ISO:100~40000

映像エンジン:DIGIC 8

動画:4K/30P

重量:660g(バッテリー・カード含む)

発売予定:2018年10月下旬

販売予定価格:23万7,500円(税抜き)

新マウント RFマウント

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参考:キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト

ミラーレス化する上で機材のコンパクト化は各社注力しておこなっていますが、キヤノンニコンとおなじく新マウントに切り替えてきました。

 

あたらしいRFマウントは、口径こそレフ用のEFマウントとおなじ54mmであるものの、フランジバックは20mmに短縮! ※EFマウントは44mm

これでコンパクトなボディに不釣り合いなサイズのレンズにならず、サイズも抑えつつ光学性能も高めた明るいレンズをつくることができました。

象徴的なのが、開放F値2のズームレンズRF28-70mm F2 L USM。一見すると大きく見えるかもしれないが、EFマウントでは巨大すぎて製品化が不可能だった一本だ。それを手持ちで使えるという事実が、RFマウントのポテンシャルの高さを証明している。

参考:キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト

操作性はさらに思いのままに!新機能×2!

使用頻度の高いものを割り当てられるコントロールリングマルチファンクションバーが登場。

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参考:キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト

コントロールリングはレンズ側に搭載。カメラ側の2つのダイヤルと連携させ絞り・ISO・露出などを割り当てることで、よりすばやく多彩な設定変更が可能。

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参考:キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト

マルチファンクションバースライド左右タップの3つの操作でISO・ホワイトバランス・ピント確認・動画撮影・フレキシブルAE・AF・画像送りを任意に割り当て可能。

この2つの操作系の組み合わせでより直感的に撮影ができそうですよね!

強力なAF!

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参考:キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト

AF方式は像面位相差AFとコントラストAFを採用。

世界最速 0.05秒のAFスピードを実現。爆速すぎてもはや笑っちゃいますね(笑)

測距可能エリアは横88%・縦100%に大幅に拡大。これでファインダーの隅でもブレなくピントばっちりです!!

測距点はクロスキー選択時で5655点を実現。ってか多すぎ細かすぎでは(笑)。

そして新機能タッチ&ドラッグAFを搭載!

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参考:キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト

ファインダーをのぞいたままで、タッチパネルでフォーカス対象を変更できます。タッチ領域にも9種類のバリエーションがあり、指が届く範囲だけとか左手だけしか使わないなど、いろんな人の使い方にマッチできるようになっています。

タフすぎる構造!

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参考:キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト

ボディの隅々に、軽量・放熱性に優れたマグネシウム合金を使い、剛性の高い構造になっていますね。

そして厳しい環境下においても心強い防塵防滴に対応。バッテリーボックスやスロットカバーにはシーリング部材を組み込み、そのシーリング部材が組み込みにくいダイヤル回転軸などは極力スキマが開かないように高精度に組み立てられています。

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そしてこれは嬉しい機能!ミラーレスの宿命から開放された!

電源OFF時はセンサーにホコリが付かないよう、シャッターが下ります!

ミラーがないのでセンサーがむきだしになるのがミラーレスのウィークポイントですが、これならレンズ交換もあまり慎重になりすぎずに作業できますね!

少し気になるポイントも..

まさかのボディ内手ブレ補正なし。

これはビックリすぎ、先行2社が搭載していただけにキヤノンも追従すると思っていました。

どうも、レンズのセンサー&CMOSセンサーでブレ量を検知し約5段分補正できるデュアルセンシングIS機能を搭載しているとのこと。違ったアプローチでブレのない写真が撮影できるようです。


デュアルセンシングIS機能について

 

シングルスロット

これはニコンZもおなじくでしたし、キヤノンもか..感はありますね。容量の大きなカードを使わないと連写したらアっという間ってヤツです。バックアップにも不向きですし、やはりソニーのデュアルスロットが有利です。

ですがUHS-Ⅱ規格に対応したので、5Dなどレフ機よりは高速にデータ転送が可能になっていますね。

 

バッテリー1つあたりの撮影可能枚数については370コマで、ソニーαよりは少なく、ニコンZよりは多い数。ソニーα7Ⅲはファインダー使用時で610枚ですから、少なく感じますよね。

シャッター速度は8コマ。コマ数重視な人は迷わずソニー(α7Ⅲは10コマ)ですね。

そして価格よ!?笑

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キヤノン:EOS R | EOS Rシステム・RFレンズ

まあ、当然ちゃ当然なんですけど、ボディはとても魅力ある価格ですよ?

でもレンズがやはり高価ですね..笑 光学性能の向上と比例してアップです!笑

そりゃ24-70mmF2とか、どんな写りするんだろうとは思うくらい魅力あるスペックをもつレンズですけど、定価で42万円とは凄すぎです(笑)

 

なんやかんやで買いたくなるのがキヤノンさんですよ

これで先行者であるソニー・永遠のライバルであるニコンに遅れながらも、満を持してキヤノンも登場したことでフルサイズミラーレスカメラの歴史がまた一歩進みました。

 

やはりシェアをほぼ独占してきたソニーの戦略を見習い警戒しつつも、ニコンは真面目に全力で、キヤノンはしたたかに打って出た感じですね。

スペック的にはソニーニコンのいいとこをピンポイントでおさえつつ、細かいところでユーザーが欲しくなる機能を搭載してくるところが、さすがキヤノン。商売上手です。書いてて欲しくなってきましたもん!笑

 

ニコンZもおなじくですが、はやく実機をさわってみたいですよね~!

 

キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト

キヤノン:EOS R | 概要

 

川島小鳥の写真展にいってきました

めっちゃ今更ですが、人気写真家の川島小鳥さんの写真展がやっているということで奈良の入江泰吉記念奈良市写真美術館にいってきました。

川島小鳥さんについて

写真かじっている方なら聞いたことある名前ではないでしょうか、人気写真家のなかでも突出した人気を得ている方のひとり。

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参考:『未来ちゃん』『明星』の写真家・川島小鳥さんに撮影してもらえる! 週刊朝日の「女子大生モデル表紙」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

写真家。1980年生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒業後、沼田元氣氏に師事。写真集に『BABY BABY』(2007)、『未来ちゃん』(2011)、『明星』(2014)、谷川俊太郎との共著『おやすみ神たち』(2014)、『ファーストアルバム』(2016)、台南ガイドブック『愛の台南』(2017)。
第42回講談社出版文化賞写真賞、第40回木村伊兵衛写真賞を受賞。

参考:川島小鳥 Kawashima Kotori – www.kawashimakotori.com

川島小鳥写真展「つきのひかり あいのきざし」~尾野真千子川島小鳥

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参考:川島小鳥×尾野真千子、奈良で写真展 | ニュース | Lmaga.jp

今回の写真展は川島小鳥さんの作風をくつがえす、あらたな試みのもと撮影された作品が展示されました!

川島さんといえばフィルムカメラを使ったカラー写真で、独特な色彩表現が特徴な方ですが、今回こうした新たな試みのもとで女優の尾野真千子さんと二人きりで台湾と、尾野さんの故郷・奈良をめぐり、撮影を敢行。

美術館からの当初の依頼は過去作品の展示でしたが、川島さんの希望で完全撮り下ろしの新作展覧会に。

尾野真千子さんは知らなかったんですが(テレビ見ないもので..猛爆)、いまテレビの日曜劇場この世界の片隅にに出演されている人気女優なんですね。

tomcompany.jp

とにかく鬼遠い!写真美術館までの道のり

はじめて訪問した入江泰吉記念奈良市写真美術館のアクセスについても書いてみます。近鉄奈良駅から歩くこと長~い(!!)道のりを、途中で人力車のお兄ちゃんにルートを聞きつつ向かいました(結構あるくよ!?と言われたとおり、だいぶ歩きました 笑)。

ニュースにもなってる通りの強烈な猛暑だったので、ホントに暑さもキツい!汗ダラダラでなんとか到着。館内の冷房が気持ちいい!笑

入江泰吉記念奈良市写真美術館について

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施設の名前にもなっているように入江泰吉(いりえ たいきち)さんといえば、東大寺などの仏像や大和路の風景などの写真が代表作の名写真家のひとり。常設展として入江泰吉さんの作品や足跡をたどる展示室もありました。

黒川紀章さんが設計したということで周辺の寺や住宅が建ち並ぶ景観にも違和感がなく、展示室も広くてキレイで過ごしやすい場所でした。

入江泰吉 | 入江泰吉記念奈良市写真美術館

写真展の感想

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参考:川島小鳥×尾野真千子、奈良で写真展 | ニュース | Lmaga.jp

お顔をはじめて知った尾野さんの写真を眺めていて、時系列だろうなという順に展示されていたんですが最初表情が少し硬いのかな?という感じがしました。

でも川島さんと道中で打ち解けてきたのか、表情がだんだん柔らかくなっていって仕事での演技を感じさせない自然な笑顔だとか、驚きなタバコを吸う姿とか、生まれ育った奈良の家でのんびり過ごす姿(屋根の上でたたずむ写真もあり 笑)など、いろんな尾野さんの姿が見ることができて、見終わるころには尾野さんが好きになっちゃっていました(笑)

とにかく可愛らしくて、年齢相応な大人の女性という姿だけでなく女の子な尾野さんの表情、それと少し寂しい表情や雰囲気が出てる写真もあったのが印象に残ってます。

撮影した川島さんのコメントにも、

「真千子さんが目の前に立っているのを見ると、ふいに切ない気持ちになる。世界にたったひとりでいるような、さみしさを感じる。それは台湾の街中でも、奈良の山奥でも変わらない。何かとても美しい何か。ふたりで共有した時間の中で、写真に残せたものは何だろう。」   川島小鳥

 参考:» 川島小鳥写真展「つきのひかり あいのきざし」~尾野真千子と川島小鳥~ | 入江泰吉記念 奈良市写真美術館

とあるように、尾野さんの抱えている感情が写真を通して表現されていたんじゃないかと思います。

モノクローム写真ということで、川島さんの得意とする色彩表現がない中での撮影でしたけど、色が排除された写真も、シーンの切り取り方だとか空気感は変わらず、ただ今までの作品よりは"生々しさ" "刹那感"が漂っていたように思いました。

ふたりのことが今後も気になる展覧会でした

この展覧会にお邪魔してしばらく経ちますが、また川島さんの写真が見れる機会があればぜひ見たいと思いましたし、尾野さんにも今後注目していきます!笑

もう会期は終わっちゃって見れないんですが(猛爆)、川島小鳥さんの展示会にいった感想でしたー。図録がなかったのも心残りだー!泣 あとから出たら欲しい!

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てかこの写真ブレてますね..しまった笑

 

未来ちゃん

未来ちゃん

 

 

ミラーレス時代のαフルサイズミラーレスキャンペーン スタート!

 

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参考:ミラーレス時代のαフルサイズミラーレスキャンペーン ページ

ソニーのフルサイズミラーレスカメラを買って申し込むと期間限定でキャッシュバックされるキャンペーンが今週31日(金)よりスタート!

対象機種により金額が違いますがオトクに購入できるチャンスですね!

 

 

キャンペーン実施期間

2018年8月31日(金)~2018年11月11日(日)

この期間内にご購入の商品が対象となります。

【WEB申し込み手続き締切】
 2018年11月22日(木)午前10時00分00秒【専用応募封筒締切】
 2018年11月22日(木)当日消印有効本キャンペーンの応募は、所定のウェブページにおける申し込み手続きと、専用の応募封筒による書類の送付が必要です。締切日にはご注意ください。なお、同一モデルで複数台での応募などができないなど、条件によって適用外になるようです。くわしくはソニーのホームページまで!

 対象機種

f:id:soso_so:20180829125417j:plainフルサイズミラーレスカメラ のキャンペーンですので、APS-C規格のα6000などは対象外ですね。f:id:soso_so:20180829125430j:plainレンズもGマスターGレンズツァイスレンズが対象ですので無印レンズは1モデル(SEL24240)をのぞき、対象外です。

 

オトクにフルサイズミラーレスをゲットしよう!

大人気のα7M3が対象外だったり、対象レンズが少なかったり色々ありますが、α9α7R3などハイクラスな機種、α7R2α7M2などの"旧機種"、そしてGレンズだったりが通常より安くなるので見方によっては魅力あるキャンペーンではないでしょうか!?

 

ウェブショップのポイント制度(dポイント、楽天ポイントなど)も併用して更にオトクに購入できるチャンス、ぜひ活用してあたらしい機材をゲットしたいですね!

www.sony.jp

レンズ沼に光明か?! カメラ機材シェアサービス「カメカリ」!

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撮影機材のシェアリングができるサービス・カメカリがスタート!

レンズ沼をはじめ、カメラに魅せられ財布が寒いわたしたちに一筋の光明となるか!?

 

個人間でカメラ機材のレンタル・売買ができる!

カメカリでは、レンタルしたい人は好みの機材をえらんで、その機材を出品した人にレンタルをオファーします。

 

個人間の取引のため、レンタルショップと比べて価格も安いのが大きなポイント!

たとえば、高画質な人気のミラーレスカメラ・ソニーα7RⅢだと...

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  • レンタルショップを利用した場合 一泊二日で21,000円
  • カメカリで出品者からレンタルすると.. 一泊二日で7,000円!!

※2018年8月25日現在の情報です

 

破格の半額以下ということで、コレなら欲しいけど(持ってるけど)休日しか使わない..という使用機会が少ない人や、欲しいけど買う前に実機でタッチアンドトライしたい..という人にもオトクに利用できそうですよね。

 

個人間のやりとりでも納得安心のカメカリ!

でも個人間ということで「ちゃんと貸し借りできるの!?」「レンタル代や売却費用はちゃんともらえるの!?」と色々心配になりますよね...

そこでカメカリは、安心して取引できるようにユーザーの本人確認独自基準のパトロールを徹底。さらにレンタル中の機材がトラブル(破損・水没・盗難)に遭ってしまったときに対応できる「あんしん補償制度」を設定。

レンタル代金は、取引完了までカメカリが一時預かり、機材オーナーに入金される仕組み。

 これなら個人間でも大事な機材を安心して貸し借りできますね!

 

いまはレンタル機能のみ展開しており、今後売買機能のスタートや、撮りたい写真のイメージから機材をえらべるサービスの展開も予定しているとのこと。

沼から脱出して快適なカメラライフが送れる!?

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レンズをはじめカメラ機材はホントに!こだわり始めるとキリがなく、まさに沼...

フルサイズ用レンズだと一本10万とか、超望遠レンズにいたっては数十~100万円台超えするものもザラにあり、よほど資産に余裕のある人や企業に勤める職業カメラマンでないと簡単に使うことはできなかったですし、高価でなかなか買えないため表現の幅がおのずと狭まっているという状況もありました。

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カメラはホントにおカネがかかるので機材への興味に反比例して財布が万年さみしいわたしたち(!?)にも、利用次第では良い機会となるサービスがスタートしたんではないでしょおか!

ニコンの新レンズ NIKKOR Zと、ニコンが見据える未来

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8月23日に発表されたフルサイズミラーレスカメラZ7Z6とともに、ミラーレスカメラ用レンズとして新マウント・ニコンZマウントのNIKKOR Zレンズのラインナップも発表されました。

 

伝統の光学機器メーカーとしてのプライドと、新機能やこだわりの技術を取り入れた、ともに誕生したZシリーズカメラにふさわしいレンズです。

スペックやその画質は公式ホームページをご覧いただくとして(猛爆)、ここではストーリーやわたしなりに注目した点を書いてみたいと思います!

 

NIKKORレンズ とは

ここで、そもそもニッコールレンズって何?を振り返ってみます。

Nikkor」はニコンの旧社名である「日本光学工業株式会社」の略称「日光」(Nikko )と当時写真レンズの名称の末尾によく用いられていた「R」を合わせたもので、1933年に航空写真用レンズ「エーロニッコール」(Aero-Nikkor )として発売されたのが最初である。

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 兵器用としてスタートし、写真用レンズのブランド名として誕生したNIKKOR。戦後には35mmフィルムカメラ用レンズとしてニコン初のプロ仕様の一眼レフカメラNIKON FとともにNIKKOR Fレンズが登場。

そこから現在にいたるまで不変のFマウントとしてニコンの歴史を彩ってきたわけです。

 

極まるクラフツマンシップ、メイド・イン・ジャパンのNIKKOR

一部のレンズは海外工場で生産されていますが、ハイクラスのものを中心に現在も国内の各工場でレンズ製造やアッセンブリーをおこなっています。

 

レンズ加工においては歪みが出ないよう幾重にもわたる工程を経て製造され、組み立て工程では正しくピントが合うように微修正や厳重な検品検査を経て出来上がります。


“Craftsmanship of NIKKOR” 職人たちのレンズ、NIKKORへの想い| ニコン

 

これが温故知新の完成形。NIKKOR Zレンズ

そうして作られるNIKKORレンズですが、長らく続いたFマウントは仕様変更をほぼしないことで歴史を重ねシェア2位のカメラメーカーとしての位置を確立した反面、高解像度や精細さが求められる現在の状況ではFマウントの口径では厳しくなってきた面もあり、ニコンがフルサイズミラーレスカメラの開発を正式に発表する以前から「新マウントに刷新か!?」という情報やうわさが飛び交っていました。

事前情報どおりという形にはなりましたが、口径はプラス11mm・フランジバックは実にマイナス30.5mmと、Fマウントから大幅な刷新がおこなわれました。

光学機器メーカーとして、2次元的な平坦な写真でなく空気感も伝わるような3次元的な画質を実現すべく、より多くの光をあつめて極めて美しい撮影ができることを目指したのがNIKKOR Zレンズです。

 

注目したポイント|未来へ舵を切ったニコン

Fマウントから良くも悪くも開放されたことで、レンズ設計の自由度が飛躍的に向上したのはニコンが次なる100年へ歩んでいくためのターニングポイントとなりました。

Zシステムのカメラも、このZマウントへの変更のために生まれたような感がありますね。

そして将来の後継機種やさらなる技術の向上も見据えて、各社比較で最大となるZマウントが出来上がったということです。

 

NIKKOR Zレンズのこれから。

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*3

先日のプレゼンテーションではNIKKOR Zレンズのロードマップについても発表がありました。

 上に書いたように手間暇かけて開発生産されるだけに数年後まで予定がでていますね。

F2.8通しの通称大三元が出そろうのが2020年、F4通しの通称小三元はロードマップにすべて書かれていないため未定のようです。

オリンピックイヤーにはなんとか大三元がそろうのはカメラメーカーの底力感たっぷりですね。

 

手にした設計自由度をもとに、どんな美しい写真をみせてくれるのか、NIKKORレンズのこれからに注目と期待です!

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 *4

NIKON 〝Z6/Z7〟ANNOUNCED!

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遂に発表になりました、ニコン初のフルサイズミラーレス〝Z7・Z6〟!👏

ソニーに先鞭をつけられること数年、キヤノンとの2強体制に攻勢をかけられつつ〝NIKON 1〟の終了もありましたが、まさに満を持して感たっぷりの登場!ソニーの独占が長らく続いたフルサイズミラーレス機市場へ遂に打ってでましたね。

 

[もくじ]

 

スペック&発売情報

D850がミラーレスになった!👏待望すぎるハイスペック機 Z7

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ニコンFXフォーマットミラーレスカメラ Z7

レンズマウント ニコンZマウント

撮像素子 裏面照射型ニコンFXフォーマットCMOSセンサー

有効画素数 4575万画素

ISO感度 64-25600

フォーカスエリア 493点

高速連続撮影 約9コマ/秒

D- Movie フルHD1080/120p・4K UHD30p

液晶モニター チルト式タッチパネル

ネットワーク WiFi/Bluetooth

質量 約675g

予想販売価格 税込み40万円前後

発売日 2018年9月下旬発売予定

 

ご覧のとおりハイスペックなZ7😳

概ねスペックは D850さながら、レフ機では実現できなかったフォーカスエリア493点でフレームの隅までピントを逃さず大判印刷にも耐えうる4575万画素の高画質がポイントでしょうか。そしてローパスフィルターレス仕様で、高解像度での撮影が可能!

風景などをこだわりの画質で撮影したい方スペック重視のハイアマチュアの方や、ここ一番でミスはゆるされないプロの方にも向けられてるカメラではないでしょうか!

 

ベーシック機にしてハイクオリティな Z6😳

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ニコンFXフォーマットミラーレスカメラ Z6

レンズマウント ニコンZマウント

撮像素子 裏面照射型ニコンFXフォーマットCMOSセンサー

有効画素数 2450万画素

ISO感度 100-51200

フォーカスエリア 273点

高速連続撮影 約12コマ/秒

D- Movie フルHD1080/120p・4K UHD30p

液晶モニター チルト式タッチパネル

ネットワーク WiFi/Bluetooth

質量 約675g

予想販売価格 税込み27万円前後

発売日 2018年11月下旬発売予定

 

素数は2450万画素・フォーカスエリア273点と、上位機種 Z7にゆずるポイントもありますが、ISO感度51200高速連続撮影はなんと約12コマ/秒など、Z7におとらぬ驚異のスペックです。👏 こちらは公式に記載がないのでローパスフィルター搭載の様です。

暗所や動体に強いので夜景スポーツ、そして本格的な撮影に挑みたい方々に超テキメンです!💪

 

Z7/Z6 共通のポイント

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新マウントの採用

1959年より、本当に長い歴史をもつFマウントでなく、遂に新しくZマウントを採用。

マウント内径55ミリ/フランジバック16ミリ)でFマウント(内径44ミリ/フランジバック46.5ミリ)から大幅に刷新されました。

大口径化・フランジバックの短縮により、極めて明るいレンズ(センサーの周辺光量の向上)/かつてない焦点距離のレンズ(Fマウントでは最小F1.2が限界でした)などの開発が可能になりました。将来の後継機種のことも想定して開発された様ですね。

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 もちろん、従来のFマウントユーザーにも応えるべくマウントアダプター FTZ(FからのZ…まんまですね笑)を使用することで、NIKKOR Fレンズの装着も可能。300本以上におよぶFレンズを、あたらしいZマウントでも楽しめるようになっています。

 

5軸手ブレ補正

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こちらはソニー機にも搭載されているので既定路線な感もありますが、やはりうれしい機能。これで手ブレ補正機能VR非搭載のレンズもピンボケなく撮影できるようになりますね。

カメラブレを直接検知するジャイロセンサーの情報と画像解析による動きベクトル情報を、従来のVR機構で培ったニコン独自のアルゴリズムを用いて処理し、高精度にブレ量を演算。

 ということで、ニコン独自のVR技術をもとに開発されたようです。

 

FXフォーマット初搭載の像面位相差AFを搭載もデカいです。

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フォーカスエリアは D850では水平約55%のところ、Z7では実に水平垂直で約90%のカバー率を実現!レフ機ではなし得ない隅々までフォーカスが可能になったわけです。

 

安心の堅牢ボディ


Nikon D90 vs Canon 550D Durability Test (Part 1)*

ニコンといえば安心すぎる堅牢な造り込みで有名ですが、あたらしいZ7/Z6でもその安心感を継承。マグネシウム製のボディは同じものを採用。

そして各接合部にシーリングを施し、高レベルの防滴防塵を実現!

Z7はD850と遜色ないスペックながら、約26%の軽量化!なるべく荷物は軽く済ませたい、または肩にズシっとのしかかっていたレフ機の重みが気になる方にもピッタリです!

 

 

えらいこっちゃですね、こりゃ。

月産予定ははどちらも2万台とのことで、昨年のD850のように予約殺到・在庫品薄状態が大いに予想されますね...

スペック的に①素数や②フォーカスポイントなどの点以外では両機に大きな違いがみられず、大部分で機能のすみ分けがない状況ですので、どちらか選ぶときは①②などがポイントになってきますね。(もちろん価格も大きなポイントです..笑)

 

しかし...!バッテリーの持ち問題(Z7で約330枚・Z6で約310枚...※ファインダー使用時)や、価格が手頃になってきたソニーα7シリーズなどライバル機の動きも気になりますので、ぜひ発売後に実機を触れて見きわめたいところ。

 

ソニーα7シリーズを我慢してニコンのフルサイズミラーレスを待ち望んでいた人はぜひ予約ですね!